清田ダイアリー KIYOTA DIARY
タブレット、ラムネ製品のOEMで製造できる種類とロット数・試作費用について
2024年10月25日
タブレット、ラムネ製品のOEMのポイント
タブレット、ラムネ製品とは、粉末や顆粒等を打錠機という機械で圧縮成形した製品の総称です。タブレット製品は医薬品から健康食品、お菓子などさまざまな用途で使用されますが、本記事で紹介するのは主にお菓子、健康食品・サプリといった食品に限るものとします。
タブレット製品に含まれるものとしては、ラムネなどの清涼菓子、ミントタブレットが一般的です。また摂取のしやすさ、製造コストの面から多くの健康食品・サプリメントに採用されています。特に近年では熱中症予防の塩分チャージのための塩タブレット、塩ラムネ製品の需要も高まっています。
そんなタブレット、ラムネ菓子をOEMで製作する際に重要なポイントを見ていきましょう。
タブレット、ラムネ製品の利用シーンを考える

タブレット、ラムネ製品は、おいしさ・嗜好性が主目的なのか、その他の機能面が主目的なのかで大きく二分されます。例えば多くの方が子供のころに食べた記憶のあるラムネは前者ですが、健康食品・サプリは後者となります。また、ミントタブレットも眠気覚まし、口臭予防などが主目的であることから後者といえるでしょう。
機能面を主目的としている場合、おいしさだけでなく食べやすさ、摂取のしやすさがより求められます。例えば塩分チャージタブレットは塩分摂取が主目的であることから、夏場に外で働く人などが素早く摂取できるよう、噛んで崩れやすい形態になっています。
このように、何の目的で、どこで、どの程度の頻度で摂取するのかという利用シーンを鑑みた上で形状や素材を考えていく必要があります。
タブレット、ラムネ製品の種類
タブレット、ラムネ製品の用途は多岐に渡り、お菓子、機能性タブレット、口腔系タブレット、ノンシュガータブレットなど様々な種類があります。現在様々なタブレット、ラムネ製品が出ているため一概には言えませんが、特徴をまとめた表が以下になります。

タブレットとラムネという言葉には具体的な使い分けは決まっていませんが、嗜好性が高いものをラムネ、少し機能を持たせたものをタブレットと呼ぶ傾向があります。種類としては、次の3つに大きく分けられます。
①味や食感など「おいしさ」を主目的としたもの
②集中力アップ・疲労感の軽減などの成分を配合し機能面を強化したもの
③知育菓子や玩具菓子など、おまけ要素の強いもの
基本的には①の「お菓子」の位置付けのラムネですが、脳のエネルギー源となるブドウ糖が配合されているものも多いため、②のように集中するときに食べるお菓子として用いられることもあります。
また、ラムネはチョコレートのように気温によって形状変化が起こりづらく、賞味期限が長い特徴があります。そのため③のように知育・玩具菓子への同梱、ノベルティ配布用などおまけ菓子としての用途に適正があるのも特徴です。
ラムネの特徴
ラムネには大きく分けて湿式と乾式の二種類あり、製造方法や口に入れたときの食感が異なります。

湿式ラムネは、原料を水分と共に混ぜ合わせた後、その水分を熱で飛ばしてできあがったもので、口内での滞留時間が短く、ほろっとすぐに溶けるため味が出やすいです。飴やグミと比べると崩れやすいため形状の種類は少なく、基本は丸型です。
乾式ラムネは、粉末原料を圧力で圧縮したもので、口内での滞留時間が長く歯で噛んで砕くタイプのラムネです。口内で砕けば水なしでも飲めるため、医薬品としても利用されています。湿式に比べると硬いため形状はバラエティに富んでおり、色々な形状の中からお選びいただけます。
また、ラムネの主な原材料は砂糖かブドウ糖、でんぷん、酸味料です。味わいや嗜好性に変化をつけるために果汁入りにしたり、機能面を強化するためにビタミンCや食塩、クエン酸を配合したりと、商品コンセプトによって原材料や配合成分が変わってきます。

タブレットの製造方法は一般的に乾式になります。
機能性タブレットは、機能性原料が含まれており、原材料の嫌な味を感じることなく気軽に摂取しやすい特徴があります。例えばプロテイン粉末は溶かすために水やシェイカーが必要ですが、タブレットであればお菓子感覚でプロテインを摂取可能です。使用したい原料が万人受けしない味の場合、機能性タブレットにするのがおすすめです。
口腔タブレットは、口臭ケアや食後に口をリセットする目的で使用し、味はミントやヨーグルト系が多いです。マスクから跳ね返る口臭をマスキングしたいときや歯磨きをする時間がないときにもおすすめです。近年人間だけでなくペット用タブレットの需要も高まりつつあり、犬や猫の腸内や口内ケアのために乳酸菌、ビフィズス菌を含むタブレットもあります。

ノンシュガータブレットは、虫歯予防や歯を強くするために摂取されており、虫歯の発生や進行を防ぐキシリトールを含んだ製品が多いです。キシリトールを含むガムもありますが、タブレットの場合ゴミを出さないため外出時でも便利なこと、歯の少ない子供やご高齢者にも食べやすいこともありおすすめです。
さらに、タブレットは加工方法や機能の違いによって、チュアブル、トローチ、積層、コーティングなどに分類することもあります。チュアブルは口腔内で嚙砕き、唾液で溶かすので食感は柔らかめです。トローチは口内で舐めて溶かすので滞留時間は長く、食感は硬いです。積層は異なる成分を一つの錠剤に配合したい際や、内層部をマスキングするために使用します。コーティングも同様に味や臭みのマスキングや原料成分の保護、外観を美しくするために使用します。
- ・チュアブル:舐めて、あるいは噛んで摂取するタイプ
- ・トローチ:ゆっくりと舐めて溶かすタイプ
- ・積層錠剤:異なる原料を層状にしたタイプ
- ・コーティング:錠剤の周りを糖衣・フィルムコーティングで覆ったタイプ
どういう商品コンセプトを実現させたいかによって選ぶべき形態、原料、配合量が変わるので適切なものを検討しましょう。
形状・色・大きさ

形状において、ラムネは大部分が丸型ですが、タブレット製品は比較的自由に色や形を選べます。食べやすさ、飲み込みやすさといった点はもちろんのこと、商品コンセプトや訴求ターゲットに合わせて形状や大きさ、色を検討していくことが必要です。
【形状例】
・丸型
・三角形
・四角形
・多角形型
・ハート型
主なタブレット製品
湿式

最低ロット:一般的には500kg~(1袋72g(個別包装4g)の場合約7,000袋分)
乾式

最低ロット:一般的には
機能系50kg~(1袋30gの場合、約1600袋分)
嗜好系150kg~(1袋70gの場合、約2100袋分)
タブレット、ラムネ製品の試作費用
製造する製品によって異なります。詳細は別途お見積もりをしていますので、お気軽にお問い合わせください。
タブレット、ラムネ製品に必要な原材料の調達期間
弊社ではご相談しながら、希望されるタブレット製品に必要な原材料を調達することが可能です。求める商品形状によっては、事前加工を行い、専用原料をつくる必要があります。専用で原料をつくる場合、1か月以上かかることもあります。
国内に在庫のない原材料の場合は、弊社輸出入の機能にて海外から輸入することも検討可能です。その場合輸入ロットが発生し、また調達に要する期間は個別相談となります。もし使用されたいタブレット原料をすでにお持ちでしたら、持ち込んでいただくことも可能です。
ご依頼から完成(納品)までの流れ
弊社でタブレット製品のOEM製造を行う場合のサポート内容を紹介します。
案件のヒアリング

まずはお客様の案件内容を共有するところからはじめさせていただきます。「ターゲット」「コンセプト」「製品タイプ」「数量」「販路」「発売時期」等をヒアリングさせていただいた上で最適な商品づくりを行っていきます。
原料選定
レシピ開発の工程で一番大事なのは「原料選定」です。原材料の選定は、コンセプトや希望の形状、味、食感の実現につながるだけなく、賞味期限設定、アレルギー管理、製造工場にまで影響を及ぼします。また安心・安全の品質であることは言うまでもなく、安定供給できるか、ハンドリングはどうかなど、生産を想定したさまざまな要素を踏まえて選定します。
製造工場の選出
設備やロット、製造工程、求める品質、包装形態、工場の場所などのご要望を伺い、適切な工場を選出いたします。輸出を念頭においている場合は、それに対応できる工場を選出いたします。
します。
その他の注意点
機能性タブレットは機能性成分自体が特有の色を保有していることが多く、原料によってご要望の色にならない可能性があります。
付加価値の高い
食品・製品を開発します
清田産業では、メニュー、レシピ、調理方法、試作など、ご提案から開発までワンストップで対応します。豊富な経験と研究開発実績から、付加価値の高い製品開発を実現します。
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この記事を書いた方
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笑顔のモト「おいしい!」をプロデュースする清田産業株式会社
清田産業は、「食」の総合プロデューサーとして、「食」の可能性を広げ、人々の生活を豊かにする提案を続けていきます。
ひとり一人が持つ個性や魅力を原点に、世の中にいかに笑顔を増やしていくかを働く仲間やお取引先と一緒に考え、「おいしい」をプロデュースしてまいります。
