清田産業株式会社

清田ダイアリー KIYOTA DIARY

最新レポート「健康ニーズ基本調査2023」を発表

美容や若さ維持のために太りたくない人が10年前の1.3倍に

株式会社 日本能率協会総合研究所
株式会社 日本能率協会総合研究所 株式会社 日本能率協会総合研究所

2024年10月01日

最新レポート「健康ニーズ基本調査2023」を発表

株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原正昭)は、1998年から毎年実施している「健康ニーズ基本調査」を今年も実施しました。この調査は、15~79歳の男女を対象として「健康」に関する様々な側面を明らかにします。2023年調査では、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられた後の、生活者の健康意識や行動を捉えました。コロナ前後はもちろんのこと、健康意識や生活行動について10年単位の長期的変化を捉えることができます。

今回は自主企画調査の結果の一部を抜粋してご案内いたします。

調査結果のポイント紹介

本リリースでは、10年という長期の時系列比較から得られた生活者の健康に対する意識・考え・行動を一部ご紹介させていただきます。

  • ・病気、若さ、美容など、様々な理由による「やせたい・太りたくない」意識は微増傾向が続く
  • ・10年で増加した気になる用語は「BMI」「低糖質」「アンチエイジング」「腸内フローラ」「免疫力
  • ・健康・美容を意識した食生活の行動キーワードは、「水」「たんぱく質」「発酵食品」「肉」「糖質」
  • ・「機能性表示食品」は言葉としての認知は進むが、よく知っている人は1割と少ない
  • ・健康に関する情報源の年代差が顕著。若年層は「SNS」がテレビを大きく上回る

■調査概要

  • ・調査名:健康ニーズ基本調査2023
     ※今回の無料レポートでは、上記調査の中に収録されている調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。
  • ・調査期間:2023年 9月 16日(土) ~ 2023年 9月 28日(木)
  • ・調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」
    (一都三県に居住する15歳から79歳の男女)
  • ・調査方法:郵送調査及びFAX調査
  • ・回答者数:1,600名
     ※性別・年代・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収
  • 詳細URL:https://www.jmar.biz/report2/health2023/

【調査結果1】

病気、若さ、美容など、様々な理由による「やせたい・太りたくない」意識は微増傾向が続く

健康について、「やせたい・太りたくない」という考え・意識の微増傾向が続いている。
「やせたい・太りたくない」の背景にある理由は、いずれも微増傾向で、「若さを保つため、やせたい・太りたくない」は2013年23.5%→2023年31.9%と8ポイント以上増加し、3割台。その他「美容のため、やせたい・太りたくない」「病気にならないため、やせたい・太りたくない」「身軽に動くため、やせたい・太りたくない」いずれも5ポイント以上増加している。

Q. 健康についての考え方や行動について、あなたにあてはまることは?(複数回答)

健康についての考え方や行動についてを時系列で表わしたグラフ

【調査結果2】

10年で増加した気になる用語は「BMI」「低糖質」「アンチエイジング」「腸内フローラ」「免疫力」

70以上の健康に関する用語の中で、この10年で「気になる健康に関する用語」として10ポイント以上増加した用語は「アンチエイジング」「腸内フローラ」「BMI」「低糖質(ロカボ)」「免疫力」の5つ。
特に「アンチエイジング」は2013年15.6%→2023年37.1%と、この10年で20ポイント以上増加した。「低糖質(ロカボ)」は、初めて調査した2016年の3.0%から10ポイント以上増加し、14.1%。

Q. あなたご自身が気になっている健康に関する用語は?(複数回答)

気になっている健康に関する用語を時系列で表わしたグラフ

【調査結果3】

健康・美容を意識した食生活の行動キーワードは、「水」「たんぱく質」「発酵食品」「肉」「糖質」

食生活で積極的に実施していることを長期でみると、上位の「朝食は必ず食べる」「野菜を多く食べる」「三食欠かさない」は微減傾向。一方で、増加している傾向は、「なるべく水を飲む」が2013年35.5%→2023年42.3%、「肉を食べる」が2013年20.9%→2023年27.4%で5ポイント以上増加。
「発酵食品を食べる」は初めて調査した2017年34.0%→2023年38.3%、「大豆など植物性たんぱく質を食べる」は2013年27.6%→2023年31.8%と4ポイント以上増加。 「なるべく糖質を摂らない」は10.4%と高くはないものの、初めて調査した2015年比で5ポイント以上増加している。

Q. 食事や食生活で、あなたが健康や美容を意識して、積極的に実行していることは?(複数回答)

食事や食生活で、健康や美容を意識して、積極的に実行していることを時系列で表わしたグラフ

【調査結果4】

「機能性表示食品」は言葉としての認知は進むが、よく知っている人は1割と少ない

「特定保健用食品(トクホ)」「機能性表示食品」「栄養機能食品」それぞれの認知を時系列比較したところ、「機能性表示食品」の「意味をよく知っている」「聞いたことがあるが意味はよく知らない」の”認知計”は順調に増加しており、2023年は93.3%が認知していた。最も認知率が高い「特定保健用食品(トクホ)」は98.6%。ただし、いずれも「意味をよく知っている」でみると、「特定保健用食品(トクホ)」は減少が続き3割弱で、「機能性表示食品」は微増が続き16.7%と意味までしっかりと把握している人の割合は低い。

Q. あなたは次のことばをご存知ですか?(単一回答)

特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品、栄養機能食品それぞれを知っているかを聞いたアンケート結果

本レポートへのお問い合わせ
本レポートへのお問い合わせ、引用をご希望の方は下記へご連絡お願いいたします。
日本能率協会総合研究所HP:https://www.jmar.biz/report2 

付加価値の高い
食品・製品を開発します

清田産業では、メニュー、レシピ、調理方法、試作など、ご提案から開発までワンストップで対応します。豊富な経験と研究開発実績から、付加価値の高い製品開発を実現します。

  • 付加価値の高い食品・製品を開発します

    全国屈指の取扱原材料
    10,000種類以上

  • 付加価値の高い食品・製品を開発します

    多角的な視点からの
    課題解決

  • 付加価値の高い食品・製品を開発します

    掛け算のアイデアと
    開発力

ご相談やご質問など、
お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた方

株式会社 日本能率協会総合研究所

この記事を書いた方

株式会社 日本能率協会総合研究所株式会社 日本能率協会総合研究所

弊社は、一般生活者の生活実態や様々なニーズを把握できる生活者調査レポートを提供しています。「食生活」「健康」「美容」「家事」「高齢者」といったテーマに焦点を当て、アンケートデータの詳細分析を行い、商品開発やプロモーションなど、様々なマーケティングで活用可能な「実践的な知」を提供しています。

https://www.jmar.biz/report2

当サイトでは、利便性向上を目的にCookie等によりアクセスデータを取得し利用しています。
詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。