清田ダイアリー KIYOTA DIARY
最新レポート「メニューからみた食卓調査2024<単身世帯編>」を発表
一人暮らし男女の「出来合い品活用」意識高く約7割
2025年03月10日
株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原正昭)は、全国に居住する20~69歳の単身世帯男女を対象として「メニュー」と「食卓」をテーマとした自主企画調査を実施しました。調理に関する手作り・こだわり意識や、加工食品・中食の利用実態、食事シーン別の実態・意識等、様々な角度から普段の食卓を捉えます。
今回は調査結果の一部を抜粋してご案内いたします。
(『メニューからみた食卓調査2024<単身世帯編>』https://www.jmar.biz/report2/menu2024_single/)
調査結果のポイント紹介
本リリースでは、年代別の結果と時系列比較を一部ご紹介させていただきます。
- ・「料理は素材から手作りする」意識は、単身男性3割強、単身女性は4割半
- ・「出来合い品活用」意識は、単身男性60代が顕著に高く8割を超える
- ・「時短」志向は男女ともに8割を超える。女性30代が最も高く約9割
- ・食事の準備は「便利な市販品利用」意識が強い。平日朝食が最も強く、休日夕食が最も弱い傾向
- ・夕食メニューの心がけは男女とも6割強が「自分の好み」、次いで「簡単・手軽に作れるメニュー」
■調査概要
- ・調査名:メニューからみた食卓調査2024《単身世帯編》
※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。 - ・調査期間:2024年7月19日(金)〜2024年7月24日(水)
- ・調査対象:全国に居住する20~69歳の単身世帯(1人暮らし)の男性・女性
- ・調査方法:インターネット調査
- ・回答者数:1,200サンプル
※年代・エリアの母集団人口構成に準拠してサンプル回収を実施 - ・詳細URL:https://www.jmar.biz/report2/menu2024_single/
【調査結果1】
「料理は素材から手作りする」意識は、単身男性3割強、単身女性は4割半
「料理は素材から手作りする」に対して、「はい」「どちらかといえば、はい」「どちらかといえば、いいえ」「いいえ」の4つの選択肢で回答を求めたところ、「はい」「どちらかといえば、はい」を合わせた「素材から手作り」志向派は、単身男性3割強、単身女性4割半だった。
2020年調査時と比較すると、10ポイント近く増加しており、前回調査(2022年調査)と比較すると同程度で推移している。 性年代別でみると、男性は20代が最も「はい」計の割合が高く、年代が上がるにつれ低下する傾向。女性は60代が最も高く6割を超える。
Q. 次にあげる質問に、「はい」~「いいえ」であてはまるものを選んでください。(単一回答)

【調査結果2】
「出来合い品活用」意識は、単身男性60代が顕著に高く8割を超える
「出来合い品(冷凍食品・レトルト・惣菜等)を上手に活用している」について、「はい」「どちらかといえば、はい」を合わせた「出来合い品活用」志向派は、単身男性7割強、単身女性7割弱だった。
前回調査(2022年調査)と比べると、男女とも概ね同程度で推移しているものの、女性は「はい」の割合が5ポイント以上低下している。
性年代別でみると、男性60代は「はい」計の割合が男女含め全年代で最も高く8割を超える。対して女性60代は6割を下回り最も低い。
Q. 次にあげる質問に、「はい」~「いいえ」であてはまるものを選んでください。(単一回答)

【調査結果3】
「時短」志向は、男女ともに8割を超える。女性30代が最も高く約9割
「できるだけ調理時間を短縮する」について、「はい」「どちらかといえば、はい」を合わせた「時短」志向派は、単身男性8割、単身女性8割強だった。
前回調査(2022年調査)と比べるとほぼ同程度で推移しており、大きな変化はみられない。
性年代別でみると女性30代は約9割と顕著に高く、男女含めた全年代で最も高い。
Q. 次にあげる質問に、「はい」~「いいえ」であてはまるものを選んでください。(単一回答)

【調査結果4】
食事の準備は「便利な市販品利用」意識 が強い。平日朝食が最も強く、休日夕食が最も弱い傾向
食事を準備する気持ちを「食材から手作り調理したい」「便利な市販品を利用したい(惣菜・レトルト・冷凍食品・弁当など)」の2つにわけたときに、朝・昼・夜の食事シーンそれぞれでどの程度の意識か確認したところ、単身世帯は、総じて「便利な市販品利用」意識寄りだった。
そのなかで、特に「便利な市販品利用」意識が強いシーンは平日朝食で平均が6.7、対して「便利な市販品利用」意識が弱いシーンは休日夕食で平均は5.9だった。なお女性50~60代は「食材から手作り」意識寄りだった。
Q. 朝・昼・夜の食事シーンにおいて、食事を準備するお気持ちを「食材から手作り調理をしたい」「便利な市販品を利用したい(惣菜・レトルト・冷凍食品・弁当など)」にわけたとき、あなたのお気持ちはどの程度でしょうか。(単一回答)

【調査結果5】
夕食メニューの心がけは男女とも6割強が「自分の好み」、次いで「簡単・手軽に作れるメニュー」
夕食メニューの心がけは、単身男女ともにライフスタイルの特性上「自分の好み」がいずれも6割強と最も高く、次いで「簡単メニュー・手軽に作れる」「節約メニュー・安い食材」が3割台で続く。
性年代別でみると、女性30代は「簡単メニュー・手軽に作れる」が5割強と顕著に高く、「節約メニュー・安い食材」は女性50代が5割弱、また女性50~60代は「健康メニュー・栄養バランス」が5割弱と他の年代と比べて高い。男性30代は「ボリューム・腹持ちがいい」が唯一3割を超えて高い。
Q. 夕食のメニューは、何を心がけてますか?(複数回答)

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日本能率協会総合研究所HP:https://www.jmar.biz/report2
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この記事を書いた方
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株式会社 日本能率協会総合研究所株式会社 日本能率協会総合研究所
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